事例集

具体的な解決事例

遺産整理業務のイメージがつかみにくいという方の為に代表的な解決事例を、いくつかご紹介いたします。

事例-1 預貯金口座の数が非常に多く、自筆証書遺言の封が空いていたケース

遺産額 :約8000万円
被相続人 :夫
相続人 :妻

夫が生前、預貯金を非常に多くの金融機関に分散して預けていたので手続が大変だと思った。
また、自筆証書遺言が貸金庫から見つかったが、封がされていなかったので利用できるかどうかが分からなかった為、司法書士に相談に行った。遺言では「配偶者に全ての財産を相続させる」と書かれていた。

相談者の希望
  • ・高齢なので多くの金融機関(8社)を回って相続手続をするのが大変。代わりに手続をして欲しい
  • ・遺言が利用できるか判断して欲しい
  • ・不動産の名義変更も一緒に頼みたい
  • ・相続税のことも良く分からないので一緒に解決して欲しい
司法書士のサポート内容
  • ・封がされているかどうかは遺言の効力要件ではないので利用できると回答。
    まずは遺言の検認を家庭裁判所に申立てる為に、必要書類である戸籍等の収集をする。法定相続人に甥姪が複数いて、本籍が遠方だった為、収集に結構時間がかかる。本人が集めたら大変だっただろうと思われる。
  • ・必要書類がそろった時点で遺言の検認を家裁に申立てる。
  • ・遺言を利用して8社の各金融機関(証券会社を含む)を回って相続手続を済ませる。8社の場所が離れていた為、3回に分けて手続をした。
  • ・自宅不動産が共有名義だったので、夫持分の移転登記をする。
  • ・相続税の基礎控除を超えている案件だったが、配偶者控除を使えば税金はかからないケースであり、その為には相続税の申告が必要だったので提携している税理士を紹介。
  • ・依頼人が高齢だったので、途中の委任状の取得の時などは、依頼人の自宅に司法書士が伺って手続をすすめた。また、月に1回の手続進行報告も行った。

結果

全ての手続を終えて報告した際、「自分ではとても出来なかった」と非常に感謝された。

事例-2 障害のある兄と、遠方に住む妹が相続人のケース

遺産額 :約5000万円
被相続人 :父
相続人 :子供二人(兄と妹)

父が旅先で死亡した為、突然の相続であった。兄は名古屋市内だが障害があり手続が困難であり、妹は東京に住んでいるため頻繁に名古屋に来ることが出来ず、誰かに相続手続を任せないと処理できないという事情があった。
また、相続財産に農地があり、住宅に囲まれた場所であったので相続税評価額が予想外に高く(固定資産評価額の2倍以上)、相続税の基礎控除を超えてしまった為、相続税の申告も必要になった。

相談者の希望
  • ・父が遺言を書いていないか検索して欲しい
  • ・兄に障害があるので、父の財産は全て兄に相続させたい
  • ・相続手続の後、不動産は売却して換価したい
  • ・兄・妹ともに手続に困難な事情を抱えているので、全て任せたい
  • ・不動産・預貯金以外の旅行会社への旅行積立やゴルフ会員権も手続して欲しい
  • ・相続税の申告もお願いしたい
司法書士のサポート内容
  • ・公証役場へ行き、遺言の検索をしてもらったが、結果は「無し」であった。
  • ・兄と妹の相談の結果、遺産分割協議では無く、妹が相続放棄をすることになったので、まずは家裁へ相続放棄の申述をした。
  • ・次に3つの銀行で預貯金の相続手続を済ませ、2つの証券会社でも相続手続をした。
  • ・旅行会社へ旅行積立をしていたので、これも金融資産ということで旅行会社を説得して、遺産整理業務の代理人として相続手続をした。
  • ・不動産が自宅と農地の2ヶ所あり、それぞれが法務局の管轄が異なっていたので、2ヶ所の法務局にそれぞれ相続登記の申請をした。
  • ・ゴルフ会員権は、かなり売却が難しそうだった。5カ所の仲介業者に連絡したところ、3カ所は買い手がいないと言われ、2ヶ所は買い手はいるが、かなり安い価格になると言われた。相続人に報告したら、「高い方で売ってくれ」と言われたので売却手続を進めた。
  • ・相続税の申告については相続に強い税理士を紹介した。小規模宅地の特例や障害者控除を利用すれば税額はかなり抑えられることが分かったので、相続人には安心してもらえた。
  • ・兄も妹も相続した不動産を利用する予定は無かったので、仲介業者を紹介して売却手続を進めた。自宅不動産は残置物が多かったので、このままでは売れないということで、廃品処理業者を手配した。

結果

相続人二人とも事情があり自分では手続が難しかったので、とても感謝された。

事例-3 東京にいる母親が亡くなり、名古屋に居住しているたった一人の長男が相続人になったケース

遺産額 :約4300万円
被相続人 :母
相続人 :子1人(長男)

相続人である長男は天白区在住で近隣に住む親せきが私の事務所を探して一緒に相談に来られました。事情を聞くと、東京在住の母親が亡くなり銀行も不動産も東京にあるので手続が大変なので、お願いできるなら相続手続を全て任せたい、という要望でした。
調べたところ相続税がかかる案件だったので相続税が得意な提携税理士を紹介しました。
また、相続手続完了後は東京にある不動産を利用する予定が無いので、売却して換金したいという希望もあり、それも頼めるなら頼みたいということで、不動産業者の紹介も含めて依頼されました。ただし、相続税を軽減するための「小規模宅地の特例」を利用するために、物件の引き渡しは相続税申告期限後(10ヶ月後)にする必要がありました。
また全て換金した後、相続人である長男が委託者兼受益者、近隣の親戚が受託者となる家族信託の契約を希望されたので引き受けました。

相談者の希望
  • ・相続財産が東京にあるので自分で行うと手間がかかるため全て任せたい
  • ・東京の不動産を利用する予定が無いので売却して換金したい
  • ・手続完了後、家族信託を利用したい
  • ・相続税の申告もお願いしたい
司法書士のサポート内容
  • ・東京の銀行については通常は窓口に出向く必要があるところ、担当者と交渉して遠方のため郵送手続で可能にしてもらいました。従って、出張費用を節約することが出来ました。
  • ・相続税の申告については、相続税が得意な税理士を紹介しました。相続税を安くするための小規模宅地の特例を利用することで、売却は10ヶ月後になることを説明しました
  • ・不動産の売却換金のため、大手の信頼できる不動産業者を紹介しました。
  • ・換金後の取り扱いについて家族信託契約の依頼を受けました

結果

依頼人は当初、不動産以外は自分で手続をしなくてはならないのかと考えていたところ、全て頼めると聞いて非常に喜ばれました。手続終了後も満足して頂けたと思います。

事例-4 養母が亡くなって相続人が養子一人だったケース

遺産額:約8000万円
被相続人:母(養母)
相続人:子1人(養子)

かつて被相続人の成年後見人として後見制度支援信託を行ったことがあり、財産を詳しく把握しているということで相続人から依頼されました。
調べたところ、名古屋市名東区の高級住宅街だったので不動産価値が非常に高く相続税の基礎控除をかなりオーバーしており相続税がかかる案件でした。
預貯金は信託預金が含まれているので手続書類も多く、一人で行うには結構大変だという事情もあったようです。また不動産も居住不動産以外に近隣にもう1棟ありましたので、その手続も必要でした。

相談者の希望
  • ・成年後見の時に世話になっているため安心できるので全て任せたい
  • ・相続税がかかると分かったので相続税の申告もお願いしたい
  • ・途中経過を逐一、報告して欲しい
司法書士のサポート内容
  • ・ 報告はメールで定期的に送信しました。他にも質問には随時お答えしました。
  • ・不動産価値が高く相続税がかなりかかる可能性があったので、相続税に詳しい税理士を紹介して小規模宅地の特例などを利用しながら、なるべく安く済む方法を検討しました。
  • ・銀行と信託銀行の相続手続を行いました。信託銀行の方が複雑で時間がかかることが経験上分かっているため、信託銀行の方を優先して進めました。相続税がかかる案件なので残高証明書も一緒に取得しました。
  • ・登記簿を調べたところ居住用ではない不動産の10分の1を既に相続人が所有していたことが分かり、その住所から現在は引っ越していることが分かりました。従って後のために、その10分の1の住所変更登記を相続登記の前に行いました
  • ・驚いたことに、相続登記終了後に改めて登記簿を確認したところ、法務局のミスで相続人欄が所有者となるところが「共有者」と書かれていました。すぐに法務局に指摘したところ謝罪してミスを認め、訂正した登記簿を無料で送ってきました。まさに単純ミスだったので、「法務局でも、こんなミスするんだ」と印象に残っています。

結果

複数の手続を同時進行で進めたので予定よりも早く終了して喜ばれました。また、相続登記終了後に法務局のミスを見つけて訂正させた件については、「自分でやったら絶対に見逃していた。やはり頼んで良かった」と言ってもらえました。

事例-5 自営業を立ち上げたばかりで忙しくて時間が取れないので依頼したケース

遺産額:約2500万円
被相続人:父
相続人:母と子1人

「自営業を2年ほど前に立ち上げて、今のところ一人でほとんどのことをやっているので忙しくて相続手続に気が回らない。出来れば一括して全てやって欲しい」という依頼でした。
このように、わずらわされたくないので頼みたいという要望は良くあります。
法定相続人は長男(依頼人)と母親で、相続税はかからないので全て長男が相続するということで合意が取れていました。従って、長男への相続手続ということになります。

相談者の希望
  • ・仕事に集中したいので、書類集めも含めて、とにかく全てやって欲しい
  • ・委任状や遺産分割協議書などは郵送で対応して欲しい
司法書士のサポート内容
  • ・要望どおり戸籍と住民票集めからスタートしました。被相続人の出生から死亡までの戸籍は他府県から転籍が、いくつかあったので少し時間がかかりました。
  • ・相続財産に野村証券の株券が入っていて、野村証券は経験上、非常に手続が遅いことが分かっていたので優先して手続して、待っている間に他の手続を進行させることでスピードを早めました
  • ・野村証券の株券を換金して相続人名義の銀行口座に送金する場合、一旦、送金専用の口座を新規に野村証券に作る必要があります(この辺りが銀行と全く違います)。依頼人の負担を減らすために野村の新規口座を司法書士が作り(申請書類がいります)、そこで換金した金額を預り他行に送金するという手続をとりました。(送金専用口座なので送金した後に口座は閉鎖されます。ただ私は職業柄、心配性なので本当に閉鎖されたか確認しました)
  • ・遺産分割協議書を作成して郵送し、母と長男の実印と印鑑証明書をもらいました。
  • ・複数の銀行と野村証券の相続手続をして、待っている間に不動産の相続登記を進めました。

結果

依頼人からは「自分の予想よりも、かなり早く済んだ」と言われ喜ばれました。また終了後に「自営業の税理士を決めていないが、そろそろ経理が大変になってきたので誰か紹介して欲しい。ただ、まだ毎月の顧問を頼むほどの量ではないので年一回の決算の時だけ頼みたいのだが、そういう条件でも見つかるか」と言われたので、提携している税理士の中から条件に合う税理士を探して紹介しました。

事例-6 面識の無い相続人とのやり取りを司法書士がサポート

遺産額:1億円
被相続人:父
相続人:子1人 前妻の子1人

父が死亡し、相続人である子が戸籍を集めたところ、前妻の子がいることが判明。
どのように手続を進めれば良いか分からなかった為、司法書士に相談

相談者の希望
・前妻の子と揉めることなく穏便に相続手続を終えたい
・出来る限り全ての手続を代行して欲しい
司法書士のサポート内容
・前妻の子へ相続発生の旨と手続への協力依頼を書面にて連絡
・手続協力に同意が得られた為、両者から委任状を受領の上、遺産整理業務として受任
・双方の要望を聞きつつ、面会の場を設定

結果

双方の話し合いの結果、前妻の子が相続財産を受け取らないことで円満に合意
その後、預貯金の払い戻し手続と、不動産の名義変更をして終了

事例-7 相続人全員が遠方に住んでおり、相続手続ができない

遺産額:3000万円
被相続人:母
相続人:子4人

母が死亡、父は既に亡くなっていた為、相続人は子供4人
子供は全員が地元におらず、相続手続が滞っている状況

相談者の希望
・出来る限り地元に戻らずに手続を終えたい
・母が住んでいた家の整理や処分もお願いしたい
司法書士のサポート内容
・相続人が四十九日で戻ってきた時に面談して遺産整理業務として受任
・地元の銀行で管理していた預貯金の払い戻しを司法書士が代理して相続人に分配
・母が住んでいた家の片づけは遺品整理会社を手配し売却できる状態に
・その後、不動産業者を手配して売却し、売却代金を相続人に公平に分配

結果

相続人は四十九日以降は1回の帰郷だけで相続手続が完了
使う予定の無かった母の自宅も、整理から売却まで全て業者に依頼できた

事例-8 相続財産が不動産・預金・証券と多岐にわたる

遺産額:5000万円
被相続人:父
相続人:母 子1人

母が高齢で足も悪く、子も仕事が忙しい為、相続手続が出来ない状態
相続財産が不動産、預貯金5口座、株式、会員権など多岐にわたる

相談者の希望
・子が仕事で平日に役所や金融機関を回ることが出来ない為、全ての手続を代行して欲しい
司法書士のサポート内容
・相続した預貯金の各金融機関で司法書士が手続を代理
・株式も全て売却して現金で相続人の口座に払い戻し
・不動産については、自宅は母に名義変更してそのまま住み続け、別荘は売却して現金化する為に司法書士が不動産業者を手配

結果

全ての財産の相続手続を司法書士が代行して完了
別荘も売却が完了して、母と子で現金を相続

事例-9 相続財産額が少額で、相続人同士の関係が疎遠

遺産額:400万円
被相続人:父
相続人:子2人

相続人である子二人は関係性が希薄であり、相続財産の額も大きくない為、あまり手間をかけずに終わらせたい

相談者の希望
・お互い揉めることなく穏便に遺産を分割して手続を終わらせたい
・相続人の関係が希薄なので、手続の正当性を後で疑われないように中立の第三者に間に入って欲しい
司法書士のサポート内容
・必要書類のやり取りなどを司法書士が間に入ってサポート
・遺産分割協議終了後、預貯金の払い戻しを代行

結果

揉めることなく無事に全ての相続手続が終了

事例-10 仕事が多忙で手続の時間が全く取れない

遺産額:8000万円
被相続人:母
相続人:子1人

預貯金・株式・不動産も数カ所保有。これほどの遺産を母が保有していたことを直前まで知らなかった

相談者の希望
・とにかく仕事が忙しいので、相続手続は全てやって欲しい
司法書士のサポート内容
・相談者が遺産の内容を把握していなかったので、ていねいな財産調査をして財産目録を作成
・全ての財産の相続手続を司法書士が代行

結果

仕事が忙しい相談者に代わって、全て当事務所で対応した為、非常に感謝された

事例-11 相続人全員が高齢者の場合

遺産額:4000万円
被相続人:母
相続人:子3人

被相続人が一人で住んでいた自宅不動産と預貯金がある。

相談者の希望
・不動産は今後使う予定が無いので現金化して欲しい
・現金化した後、法定相続分で分配して欲しい
・高齢の為、手続は出来るだけ任せたい
司法書士のサポート内容
・自宅不動産は、不動産業者を紹介して売却して現金化
・預貯金の相続手続をして解約して現金化
・現金を法定相続分に従って分配

結果

高齢の相談者に代わって、全ての手続を無事に終了

事例-12 空き家だった物件の相続

遺産額:1億円
被相続人:兄
相続人:弟2人

兄が孤独死して自宅が空き家だった為、家の中がかなり荒れている。生涯独身だった為、相続人は兄弟のみ

相談者の希望
・空き家の処分について全く分からないので、専門家に任せたい
司法書士のサポート内容
・空き家を整理する為に遺品整理業者・建物解体業者を手配
・建売業者に買い取ってもらうように手配
・預貯金の相続手続を代行し、各相続人に分配

結果

処分方法が分からなかった相談者に代わって、全ての手続を無事に終了

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